相談機関の選び方
心理相談室ちゃのまの杉田です。
相談機関は山ほどありますが、どこに相談をしたら良いか悩みますよね。
もちろんちゃのまに来てくださると嬉しいのですが、ウチが万能というわけではありません。
目的や状況に応じて使い分けることが大切ですので、今回はそのことについて書いていきたいと思います。
まずは、ちゃのまのような、私設カウンセリングルームがあります。
特に、臨床心理士や公認心理師がカウンセリングを行っているところは、臨床心理学の専門知識をきちんと持った上で活動しているはずです。
私設カウンセリングルームの差別化は、それぞれが得意としている分野や心理療法によります。
精神分析や家族療法、トラウマケアなど、多岐にわたります。
ちゃのまの場合は「認知行動療法」と「子育て(特に小、中学生)の相談」を専門にしています。
心理療法は、どれが一番良いということはありません。
ご自分に合ったものを探すことをお勧めいたします。
これは、やってみないとわからないところもあります。
担当するカウンセラーとの相性も含め、実際に体験してみて、合わないと思ったら無理に続ける必要はありません。
どういったカウンセリングをしているのか、担当のカウンセラーにしっかり説明をしてもらいましょう。
精神症状によって著しく日常生活に支障が出ている場合には、精神科や心療内科の受診を勧めています。
症状によっては、服薬と並行してカウンセリングを行うことで効果が上がると言われています。
また、すでに受診をしている場合には、お医者さんに紹介状を書いていただいております。
公的な相談機関として、地域の教育相談センターや精神保健福祉センター、児童相談所などがあります。
また学校内のお悩みでしたら、スクールカウンセラーが頼れます。
これらは、相談できる内容が限定的になりますが、無料で相談できる場所として最初に選択しても良いかもしれません。
もし、どこに相談して良いかわからなければ、まずは一度ちゃのまに来ていただき、一緒に相談先を検討することもできます。
是非、遠慮せずに質問していただければと思います。